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SDGsに沿って自分なりに2030年までの生活スタイルを考えてみる!

SDGs
国際連合広報センターより(SDGsを多くの人に意識してもらうため利用します)

「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年に国連で開かれたサミットの中で決められた、国際社会共通の目標です。

おそらく、会社や学校で何度も耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。

 

ただ、それって、国や企業がやることでしょ?

個人でできることって、ゴミ減らすとかエコなもの買うとか、そんな程度だよね?

SDGsを個人で真剣に考えたところで、出来ることには限りがあるし、一人がやったところで世界は変わらない・・・。

 

ですが大切だと思うのは、世界が今2030年までに達成しようとしていることを、なんとなくでも知って、少しでも「意識」することだと感じます。

そこで、今回は、SDGsに沿って、自分なりに楽しくSDGsをとらえて生活スタイルを変えてみる!ということを記事にしたいと思います。

 

「本質と全く違う!こじつけじゃないか!!」と怒られるかもしれませんが、17の目標のキーワードを自分事、自分が意識できるために落とし込んでいきます。

SDGs(持続可能な開発目標)とは、“2030年までに達成すべき17の目標”

1.貧困をなくそう

あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ

節約生活を始めよう!

たとえ貧困という現実的な危機が今自分に迫っていなくても、『節約生活』を始めることを考えてみましょう。
毎月の家計の引き落としを見直し、使わないものを気付かず継続していたり、いろいろな料金プランを見直すことも出来て節約になるかもしれません。

 

無駄な出費を見直し、将来に備えることは今すぐできます。
自分の経済的な余力を少しでも高めることで、その分を寄付につながる購買に繋げたりもできることを感じたいと思います。

2.飢餓をゼロ

飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

食生活を見直そう

今、ランチも夕食もいつも大盛、お腹いっぱい食べているという人は、「腹八分」を心がけてみましょう。
お腹いっぱい食べると一時的な満足感はアップしますが、健康にはよくありません。

また、量ではなくて食事そのものを楽しむようにしてはいかがでしょうか。
食事が出来る楽しみ、いろんな食材でたくさんの料理を楽しめること。

 

時にはいつも食べてるものとは違ったものを食べたり、無添加や健康食に拘ってみたり、食に関しての捉え方は人それぞれですが、そうやって食べることを楽しんでみるのも大切です。
食べられることが当たり前だと思わず。

3.すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

運動習慣を始めよう

健康年齢が上がっている現代ですが、年をとっても元気でいたいものです。
今そんなことを考える年齢ではなくても、自分が健康であることは生活、人生の基盤ですし、年を取った両親だっていつまでも元気でいてもらいたいと思います。

 

健康であるために、色々なことが考えられますが、自分を健康に変えるならやはり「運動」は欠かせません。
散歩でもいいし、何か新しい軽いスポーツでもいいでので、こちらも長く続けられるものを始めてみませんか?

4.質の高い教育をみんなに

すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

新しい勉強を始めよう

生涯学習という言葉は一般的に馴染んできたものの、「学習」というと学校で学んだり自己学習などを行うイメージでとっつきにくいかもしれません。
社会人だと忙しくて時間がない、勉強なんて意味がないと考える人もいるかもしれません。

 

資格や語学などの新しい知識を自分に取り入れることを「楽しい」と実感します。
難しい、続かないとい人もたくさんいますが、まずは「始める」こと、そして少しずつでもいいので「続ける」ことです。

私も最初は3日坊主ばかり、続けることが難しいと感じましたが、自分なりに目標を立てて少しづつやっていくことで楽しみを感じ始めました。

5.ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

お父さんも家事に参加しよう

ジェンダーとは、簡単に言うと男女の性別や考え方のことです。
家事は女性がやるもの、男は外で稼ぐもの、もちろんそんな時代ではありませんね。
これまでどちらかに偏っていた負担をどちらかが少しでも協力することが大切だと感じます。

全く家事をやったことが無い人でもまずは簡単に出来ることを少し担当させてもらってパートナーや家族と少しでも苦労を共有してみましょう。

とはいえ、こんな私もまだまだ家族に頼ってばかりで全てを実行に移せないのですが、コミュニケーションや感謝を言葉にしながら、お互いを尊重していくことこそが大切だと実感しています。

6.安全な水とトイレを世界中に

すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

日本の名水百選を味わってみよう!

環境省が選定している日本の名水百選というものがあります。
水の美味しさを求めて、小旅行的な趣味の意味でもこういうチャレンジをやってみるのも楽しいのではないでしょうか。

 

飲み水はミネラルウォーターを購入している方が多いですが、近年は、水道水も随分と改良されていて、街中にもマイボトルで汲めるウォータースタンドが出来ました。

考えてみてください。500?のペットボトルの水100円だとしましょう。
ガソリンは今1?140円ぐらいでしょうか?水の方がはるかに高価なんですね。
加工された「石油」よりも加工された「水」の方が貴重な世の中です。
「水」も有り難く楽しみましょう!

7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに

すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネ ルギーへのアクセスを確保する

自分自身の「エネルギー」コントロールをうまくやろう

休養、運動、気晴らし・・・。

SDGsの言うエネルギーは人間の為に動くいろんなエネルギーですね。
それを個人でどうこうできることではありませんから、私たちは自分自身を動かすエネルギーに置き換えます。

 

自分自身をハイブリッドに(効率よく)よりエネルギッシュに動かすためにはどうしたらいいかを考えてみましょう。
時にはしっかり休養も大事ですし、気晴らしや適度な運動、質のよい睡眠も大切ですよね。

 

それこそ、生活スタイルを変える必要が出てくるかもしれませんが、自分自身のエネルギーをしっかり確保できるように考えてみませんか?
地球のエネルギーも、自分のエネルギーも持続可能でクリーンに!

8.働きがいも経済成長も

すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用および

ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する

ワーケーションをやってみよう!

在宅勤務などの働き方改革が進んでいます。
働くということは、一人の人間にとって人生の半分以の時間を使うコトになりますから「働きがいのある」仕事をすることはとっても大切ですよね。

 

仕事は人によって様々で、それによる働き方も様々ですが、今かなり世間で取り上げられている「ワーケーション」。
ワークとバケーションを繋げた造語ですが、リゾート地などで休暇を取りながら中長期で滞在し、仕事をやる新しいスタイルです。

 

働きがいを実感するのは人によって大きな差がありますから、「働き方」を変えたり、このような少し変わった働き方を「試してみる」のもいいと思います。

持続的で、生産性を高めるため、企業は色々な取り組みをしています。
我々働く側も、「そんなのできっこない」ではなく、楽しみながらやってみることも大切だと考えます。

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る

自分の新しい「お気に入りグッズ」を5個みつけよう!

現代は情報とモノにあふれています。
技術革新によって沢山の製品が出て便利になっていますが、あえて「実感」している人は少ないですし、すべての新製品を片っ端から入手できるひ人はいません。

 

それでも、雑貨店や文具店、家電品店、通販サイトなどで長く使える自分の拘りグッズを2030年までに5つ見つけてみるというのはいかがでしょうか。
私は特に愛着がわいて、長く使えるものを厳選してみようと思っています。

個人でインフラを整備などは出来ませんし、技術の革新もできませんが、使う側の視点で便利なものを便利だと実感し、SNSなどで発信して企業などの作る側へと伝えることが出来れば、こういったことにも貢献できるのかもしれません。

10.人や国の不平等をなくそう

国内および国家間の格差を是正する

差別をしないことを意識する!

2020年、アメリカで人種差別問題が再燃しています。
違う国で起こっていることですが、自分たちの身の回りではどうだろう?
差別はないか?

 

自分では気づかない差別をやってないか。
政治上で隣国との問題が起こり、ネットニュースやSNS上で偏見から誤解を生みかねない表現や発言も見ます。

社内では雇用形態(正社員や契約社員など)で雇用条件が違いますが、同じ職場で働く仲間としてお互いを尊重して協力しなければ良い仕事はできません。

 

差別に、不平等を考えると難しいのですが、これについては個人的に日々「意識」だと感じていて、「偏見」を持たないようにし、相手をよく知ろうと努力をしています。

11.住み続けられるまちづくりを

都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする

自分の地域の「お気に入りスポット」を発見しよう!

住めば都。
地域に直接何か貢献することは難しくても、今自分が住んでいる地域のこと、どれぐらい知っているでしょうか。
お寺や神社はどれぐらいある?
公共の体育館や図書館はどれぐらいあって、どんなサービスがある?

 

遠くの旅行に行って楽しむのもいいですが、まずは自分が住んで生活をしている地域のことを新しく「発見」するのも楽しいと思います。
今ではふるさと納税などでの貢献もできますが、街には地域の「アンテナショップ」や農産物直売所も多くなりましたよね。

まずは自分が暮らしている地元を知り、自分が生きている日本を知り、どんな形でも元愛」をはぐくむことが大切なんだと感じています。

12.つくる責任 つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保する

モノづくりを始めよう!

モノ作り?・・・ガーデニング、家庭菜園、DIY。

消費と生産、つくるとつかう、どちらかというとプライベートでは、消費とつかうことが日々多いのではないでしょうか。
消費については既に色々なことで意識しているので、あえてここではつくる側、生産ということに小さなフォーカスをあてて、何かつくってみてはどうでしょうか。

 

作って売るということでなくても、作って自分で使ってみる、食べてみるということです。
モノをつくることによって、つくる側の気持ちが分かり、つくったものの大切さが身に染みてわかりますよね。
日頃愛用しているお茶碗一つとっても、愛情込められて作られた一品なのですから。

13.気候変動に具体的な対策を

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

四季ごとの楽しみをみつけよう!

日本という国の魅力の一つに四季がはっきりとしていることがあげられます。
SDGsのいう気候変動は、地球全体の温暖化だったり、自然災害だったり。

 

日本に住んでいる私たちは、季節に魅力を感じ、四季ごとに自分が楽しめたり癒されたりする何かをまずは実感しましょう。
近年の地球が明らかにおかしいのは事実です。

防災グッズを揃えたり避難経路を確認などは防災として出来ますが、地球にやさしくなるには地球を愛すること、まずそこから改めて始めたいと思う今日この頃です。

14.海の豊かさを守ろう

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

水族館にいってみよう

一般の人が海洋とか海洋資源とか言われてもピンとこないでしょう。
海洋資源を守る為に加工された食品を買うなどもありますが、それは誰しもやっていくべきことだと思います。

言わずと知れた、日本は海に囲まれた国です。
海の幸も豊富ですが、海の生物を観察できる水族館が各地に多くあります。
海に関わる「海洋資源」達を意識するために水族館に出かけてはいかがでしょうか。

水族館の生き物たちをちょっと違った視点でみてみたり、変わった生き物の「ファン」になって調べてみたり、大人だってすごく楽しめる水族館へ行って癒されましょう。
「海の豊かさ」は食べるお魚だけではないこと、海という地球を守るうえでかかせない大きなものを実感したい、そう思ってなりません。

15.陸の豊かさも守ろう

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

緑が見れる40分のオリジナル散歩コースをつくろう、続けよう

身の回りの「緑」を楽しみましょう。
自宅から少し歩くと、公園や遊歩道があるかと思います。
なるべく「緑」が感じられる、最低歩いて40分ぐらいをかけられるお散歩コースをつくって緑を楽しむのです。

もう知ってるよ、飽きたよという方、そこにある木や花や草の名前、知ってますか?
その辺の鳥はどうでしょう?
ただ歩く、買い物にいくから歩く、のではなく、「緑」を感じて歩いてください。

1秒間にどれだけの森林破壊が地球で起こっているか、考えるとゾッとしますが、私たちにできるのは、緑を、森林をありがたいと感じて残していかなければいけないという気持ちを絶やさないことですよね。

16.平和と公正をすべての人に

持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する

他人を理解しよう。他人にやさしくしよう。

戦争や紛争は、お互いに理解しようとせず実力行使に出てしまうことで平和が壊れてしまうことです。
他人への理解と協調を態度に表すのが、他人へやさしくすることだと思っています。

色んな人がいて、時にはムカつく人もいますが、基本スタンスとして、「他人へやさしく」という気持ちを忘れなければ、自分もハッピーになれると信じています。
困っている人には手を差し伸べたり、気持ちを聞いたり、それだけだけど、自分にすら余裕がなくてそれだけのことが出来ないという人がほとんどです。

人にやさしくするには、自分に余裕を持たなければならないなぁと感じているこの頃です。

17.パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

外国の文化に触れよう

テレビ、料理、語学、旅行。
国内だけでなく海外、外国に目を向けましょう。
今はネットやテレビで簡単に何かしらの情報が得られますから、語学や文化をどんどん学べます。

もちろん学ぶ、知るという気持ちがなければできないことですが。
自分がいつ「グローバル」の舞台で活躍してもいいように、外国文化の知識をみにつけて自分磨きをすることはとても有意義なことだと思います。

地球が長生きするためには、世界中のパートナーシップが欠かせないと思います。
私たちにできることは、国内だけの利益を考えるのではなく、外国にも目を向けて共に生きていくことを考えることだと思います。

「きれいごと」かもしれませんが、これがないと、目標には近づけませんよね。

SDGsを自分ごとに考える~最後に

さすがに「こじつけ」感否めないものもあったかと思います(笑)

でも、このSDGsの17の目標は国や企業だけの努力ではなく、地球に生きている個人も考えないといけないことです。

 

美しい地球を出来る限り長く残し、これからの世界中の子供たちや人々が、幸せに生きていくために。

SDGsを難しくとらえるのではなく、今を生きる私たちは今の地球をやさしく感じて人生を楽しめばいいのではないか、常にこの目標をどこかに感じながら生活を送ってみることも大切なのではないでしょうか。

 

No Goal(ノーゴール)~やさしいじぶん改革!
庭川少林
庭川少林

40代の現役会社員
メイン担務の経理や総務をしながら社内の働き方や風土改革を推進しています。
働き方や自分改革、地域ネタやエンターテイメント「ワニの部屋」雑記ブログの筆者です。

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