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誰でもできるマインドフルネスのススメ

メンタルヘルス

ずいぶんと前から「マインドフルネス」を自分なりに生活に取り入れて、実はもう4年ぐらいになります。

ずっと毎日やっていたわけでもなく、お金をかけて何か特別なものをやったことでもなく、ずっと半信半疑のままなんとなくやったりやらなかったり。

ただ、最近になってこの「マインドフルネス」を毎日の生活に取り入れることでリラックスとマインドリセットな効果を実感し始めたので記事にしようと思います。

私自身、やり始めて4年以上かかりましたが、ちゃんとやればすぐに実感できると思います。

(私なりの)マインドフルネスとは

最初に言っておきます。

どこからか引用したものや調べたわけではなく、4年以上前に初めて教えてもらってこれまで色々な書籍などの情報から蓄積した「私なり」のマインドフルネスです。

専門的なこととは多少ズレているかもしれませんがご容赦ください。

 

マインドフルネスとは、簡単に言うと「瞑想」のことなのですが、「瞑想」と聞くとどこか宗教的なイメージや「無の境地」・・・難しいイメージでとらえがちですね。

マインドフルネスは、ただ「呼吸」に集中し、よく言われる「いまここ」という自分の現在の様子を自分で実感して雑念を払い、リラックスをするものです。

 

私はこの「いまここ」という境地?がいまだに理解できないというか、それでも難しいことは考えずに実践しています。

本格的に行うならヨガのようにスタジオでプロに教えてもらうこともでき、それは即効性と持続性があるんだと思いますが、マインドフルネスのいいところは、誰でも簡単にある程度落ちつけるところならどこでも可能なところ。

 

やれば1分からでも出来るし、数十分かけて行う人もいるようです。

私はほとんど5分~15分です。

マインドフルネスのやり方・場所

まずは落ち着けて、ある程度静かな場所だけが必要です。

自分の部屋でもいいですし、どこかのカフェでもいいですが、耳栓やイヤホンなどで周囲の雑音がなるべく聞こえない場所がいいでしょう。

 

やり方は人それぞれですが、私の場合、手軽にできて時間も決まっているスマホのアプリやSpotifyのマインドフルネスコンテンツを利用しています。

いろいろなマインドフルネスのやり方を聞いたことや本で読みましたが、どれも共通しているのは、「呼吸だけに集中」すること。

アプリなどを使う場合は、聞こえてくる風の音や水の音に集中すること。

 

何か「考え」や「雑念」が浮かんだら、それを認識して自分の意識がどこにあるかに気づき、また呼吸に集中する。

これを繰り返すだけです。

 

実際、いろんなところでやってみました。

電車を待つ間のホームや電車の中、これは時間を有効に使おうと思ったけどダメでした。

うるさすぎて集中できない。

 

会社の休憩室、ここは大丈夫だけど、人が入ってくる度に「考え」が浮かぶのであまり落ち着けない。

カフェ、少しうるさいけどノイズキャンセルのついたイヤホンや耳栓を使って5分程度ならOK。

やっぱり一番いいのは自宅の部屋でした。

マインドフルネスいつやる?

私はこれまで4年以上マインドフルネスを自己流でやってきたと書きましたが、ほとんどが寝る前でした。

お風呂から上がってすぐなど、とにかく夜だったのです。

もちろん、夜にやることで、睡眠の質が良くなるとかの効果もあるようです。

 

ですがやってみて「マインドフルネス、やっぱ取り入れた方がいいわ!」と感じたのは、在宅ワークが多くなった最近です。

在宅ワークを始める直前、直後、ここにマインドフルネスを5分~15分やることで、かなりの効果を実感できたのです。

 

在宅だと朝起きてなんとなくダラダラと時間になってパソコンを立ち上げ、業務時間終了後、ダラダラとオフな時間に入るのですが、マインドフルネスで気持ちをリセットすることで、「切り替え」が出来て、気持ちよく仕事に入れ、気持ちよく終われるんです。

これまでなんとなくオフィスに入ってスイッチオン、帰りの電車に乗ってスイッチオフという気持ちの切り替えができていたのが慣れない在宅ワークでそのあたりが難しく感じていたのを、このマインドフルネスをやってみたところ、かなりの効果を実感しました。

 

今まで4年以上続けていた私の自己流マインドフルネスはいずこへ・・・という感じですが、これはこれでよかったのかもしれません。

マインドフルネスの実感効果

私がマインドフルネスをやり始めたきっかけはメンタルの落ち込みでした。

実際、12年ほど前には病気になり、それからというもの自分自身メンタルとの付き合いに苦労してきました。

4年ほど前にかかりつけのクリニックのセミナーでマインドフルネスを紹介してもらい、半信半疑で始めたのがきっかけです。

 

正直言うと、メンタルがズタボロの時にこれをやれと言われても無理です。

少し落ち着いて前を向け始めたころにやっていくのがいいと思いました。

 

現代社会は日々、ストレスだらけだと思います。

ストレスを何も感じない人なんてほぼいないのではないでしょうか。

健康な人でもなんらかのストレスと戦いながら生活していますし、ストレスを実感してないにせよ、疲れで仕事の効率が落ちていたり、知らず知らずのうちに笑顔が消えていたり、お酒の量が増えたり自分では気づかないうちに体や脳が疲弊していることがほとんどです。

 

マインドフルネスをやることで、ストレスによる疲労を軽減できるし、仕事などの集中力が上がったのを実感します。

また、ジョギングやジムなどトレーニングもしていますが、やる気がない時もマインドフルネスを少しやると、少し身体が軽くなった気がして外に走りにいかなくてもその場で少しストレッチしてスッキリしてしまうことだってあるのです。

不思議なものです。

マインドフルネスを初めてやった人の感想

1年ほど前に、会社の研修で社員にマインドフルネスを体験してもらったことがあります。

マインドフルネスのプロの講師(差し支えるかもしれないのでここではご紹介を控えます)をお呼びして講習をしていただき、実際にマインドフルネスをやったことない社員に体験してもらいました。

 

その時、研修が終わってからのアンケートで6割の人が「マインドフルネスが良いことを実感して続けたいと思った」という回答でした。

私は、本当かな?と、ちょっと疑いの眼差しでアンケート結果を見ていました。

 

実際に体験した人に聞いてみても、あんな短時間のマインドフルネスなのに、とても良いと感じたし、スタジオに行って通いたいという人もいたのに驚きました。

ただ、そのあとで、私がいくつか持っていたマインドフルネスの書籍を社内で紹介しても誰一人手に取る人はいませんでした(笑)

必要にかられてない人にはあまり刺さらない・・・というのが正直なところなのではないでしょうか。

マインドフルネスのまとめ

マインドフルネスを4年以上やった筆者が、今更ながらマインドフルネスを実感して色々とここに書きましたが、今本当にこのマインドフルネスの存在が自分にとって大きくなってきました。

そして、在宅ワークをやっている方はぜひ取り入れてみてほしいということ。

マインドフルネスは難しくなく、簡単に5分でも出来るということ。

ぜひ皆さんも生活に取り入れてみてください。

 

No Goal(ノーゴール)~やさしいじぶん改革!
庭川少林
庭川少林

40代の現役会社員
メイン担務の経理や総務をしながら社内の働き方や風土改革を推進しています。
働き方や自分改革、地域ネタやエンターテイメント「ワニの部屋」雑記ブログの筆者です。

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